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久石譲、作曲の魔女の宅急便から【海の見える街】コード分析② [楽曲分析]








今回は魔女の宅急便の【海の見える街】コード分析の2回目になります。
前回はイントロ部分のコード分析行いましたが今回はAセクションの部分を分析していきます。


まずはピアノのみですがメロディとコード進行を聴いてみましょう。



そして今聞いて頂いた譜面データが下記になります。

111.JPG


やはりイントロ同様特徴的なのが、ベースの音が半音で進行してる部分ではないでしょうか?
そしてただ闇雲に半音進行をしているのでなく8小節全体の考えて進行させているのが全体を見ると良くわかります。









次の画像見てください

112.jpg


ざっくりですが赤いラインでベース音が上昇しているのか下降しているのか?
を表現してみました。

これを見ると前半は下降していて後半は上昇をしています。
メロディでもそうですが、この様にコードでも規則性を持たせると全体を聴いた時に非常に良い効果をもたらしてくれますので、ベース音を半音で進行させる場合は覚えておくと便利だと思います。


そしてここが一番、個人的には難しいと思うポイントですが全てのコードが半音で進行していない部分があるという事です。


これに関しては次回のブログで詳しく紹介をしていきますので、
本日のコード分析はここまでとします。











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pixivマーケットに参加します!! [イベント情報]







2018年6月10日開催のpixivマーケットに参加が決定致しました!!

場所はサンシャインシティ文化会館ビル4F展示ホールB
開催時間は12:00-16:00となっています。



今回のこのイベントは参加費0円と言う事もあり参加する事にしました。


他の同人イベントと大きく違うのは何と現金は一切使用禁止のイベントである事です。


11.jpg








場所は【ク12b】に配置されているので、ヒマな方は当日遊びに来てくれると嬉しいです(*'ω'*)
サークル名は【SoundandVision】で参加しております。


22.JPG


恐らく、新作は西方のアレンジCDは出せると思います。
もう1つ白猫テニスのアレンジCD3曲入りを検討しているのですが、多分こちらは出せない可能性大です(>_<)







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久石譲、作曲の魔女の宅急便から海の見える街を分析してみる① [楽曲分析]









今回は楽曲分析の記事になります。


分析する楽曲はスタジオジブリの作品で魔女の宅急便から【海の見える街】です。

下の動画でまずは曲を確認して見てください




今日はイントロの部分を分析していきます。
まず下のコードとメロディが記譜された画像をご覧ください。

Aの画像
1.JPG


次にポイントとなる部分に番号をつけてみました。
①~③の部分を分析していきたいと思います。


Bの画像
2.JPG


まずは原曲でメロディとコードがどうなっているか聴いてみましょう。



次にBの画像で①~③の部分を線で修正してあると思うのですが、
この部分のコードを変更したので改めて聞いてください










①は分数コードではなく基本形に戻した状態
②はCM7にした状態
③はD7にした状態



どちらを聴いて良いと思ったでしょうか?
恐らく原曲のコード進行の方が良いと感じた方が多いかと思います。

では何故良いと感じたのか?
1ずつ説明をしていきます。


画像Aの譜面上のコード進行を参照
①の部分ですがベースの音がBになっていますが、
何故Bの音にしているか?


理由はBを起点にして4小節目のDまでベース音が半音で進行しているが分かるかと思います。



なので、半音進行を意識したコード進行にする為、この部分をBにしたのでは?

と分析が出来ます。


②の部分はダイアトニックコードではないコードになっています。

このコードは♯Ⅳm7コードと言い、コードの経過としての役割で使用される事が多いです。




今回のコード進行をみてもベースがC→C♯→Dとなっている所を見ると、

役割通りの使い方をしているのが分かります。





③の部分をB7にしている理由としては、

譜面上には記載がありませんがAメロの頭の部分がEmのコードなっている事が理由として大きいです。



何故ならB7はEmに対して強進行をし尚且つセカンダリードミナントのファンクションを持っていて
解決先はEmのコードになります。




なのでB7からEmはとてもスムーズ聴こえるはずです。




まとめると・・・

半音進行を意識していて、Aメロの手前ではダイアトニックコード使用せず、

セカンダリードミナントを使用する事で、よりAメロの入り方に印象を与える効果がある。





以上が今回のコード進行の分析となります。








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ニンテンドーラボのピアノToyConの上級者モードが凄い事に! [音楽雑記]







こんにちは!(^^)!


ニンテンドーラボが発売されてしばらく立ちますが、
ブログやYoutubeなどで紹介されていて話題なっている感じがします。


11.jpg


自分も先日YouTubuでToyConの動画を見てビックリしました。
正直、音がなるだけだと思っていたからです。

任天堂のエンジニアの遊び心と技術力に改めて驚きました(*'▽')


さて、具体的にどの部分に驚いたかと言うと
上級者モードの画面見ると一目瞭然です。

下の画像がその部分です。

33.jpg


正直、この画面を見た場合、DTMをかじっていないと理解が出来ない部分が多いかもしれません
しかし次の動画を見れば、恐らく誰でもこの画面で遊べるかも!?
と思いました。











いかがでしょうか?
この動画を見て頂ければ、こいつの凄さが分かるかと思います。


DTMを知っていると色々と面倒で限界が見える部分がありますが、
自分もこの動画を見て1度触ってみたいな~と思ってしまいました(*'ω'*)








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イノセントワールドのサビ前のG♯7に使用されているスケールは何なのか? [セカンダリードミナントを使用したテクニック]







こんにちは(^◇^)



今回は前回の記事の続きで、ミスターチルドレンのイノセントワールドの分析をしています。

サビ前のG♯7に注目して来ましたが、今回はどの様なスケールが使用出来て、この曲では何のスケールが使用されているか?

この辺りの解説をしていきます。


まずはコードとメロディ譜をご覧になって下さい


イノセントワールド変更後.JPG


G♯7の部分のメロディは「C♯→Cナチョラル→C♯→D♯」と進行しています。

リズムは全て四分音符になっています。


ここで注意して欲しいのがCナチョラルはB♯で考えるとスケールを考える時には混乱せずに済むかと思います。


では、まずは何のスケールが使用出来るか?
ここから考えてみましょう。


まず、この曲のKeyはEになります。
そうなるとG♯7は度数で考えるとⅢ7です。


次に考えるのはⅢ7に使用出来るのはスケールは何か?となる分けですが、これは知識として知っている必要がありますので知らない方は、ここで覚えておきましょう。










Ⅲ7の場合、基本的には4種のスケールを使用致します。
具体的にはオルタード、HMP5、MMP5、コンビネーションオブディミニッシュとなります。


どの様な音階なのか?の部分はここでは省略させて頂きます。
どんな音階なのか?知りたい方はYoutubeで紹介していますので参考にして見て下さい
こちらからアクセスできます。


では今回のイノセントワールドのG♯7に使用されているスケールは何なのか?
分析していきましょう。


メロディは「C♯→Cナチョラル(B♯)→C♯→D♯」と音数が少ない為、一つのスケールに絞るのは難しいでしょう。 G♯から見ると「C♯は4度、Cナチョラル(B♯)は3度、D♯は5度」になります。


これを先ほどのスケールで考えた時に当てはまるものは何か?と考える分けですが、今回のケースはHMP5、MMP5の可能性が考えられます。


すべての音がコードトーンですから仕方がないですが・・・


この様な分析方法でどんなスケールが使用されているか?ある程度絞り込む事ができますので、みなさんも参考にしてみて下さい






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